50歳台の年収が550万円の人の年金額は?(独身)

年収550万の年金

プロフィール

2013年にファイナンシャルプランナー(AFP)となってから、お金のことを気にかけるようになり、自分の未来について実際に計算したり、計画を立てたりしてきましたが、周囲の人と話す上で周りの人たちがあまり考えていないことに気づきました。
幸い一定の知識を身につけることができたので、ご紹介しておきたいと思います。

退職後の生活を考える時期では

普段考えてない人でも50歳を超えてくると、老後のことを考えてくる人は多くなるのではないでしょうか。
心配になったが、どうなるのか知識がないとすぐにはわからなかったり、必要な条件が不足していたりします。
今回は50歳台の独身の方で、50代の年収が550万円付近の方が、年金がどのくらいになるのかお知らせしておきたいと思います。
23歳~60歳までの平均年収は520万円として計算しております。(20代・30代は年収も低くなると思いますので)

働き始めてからずっと会社員の方で計算されています

   自営業の方などは年金が変わってきます。
   ここでの年金額は「国民年金+厚生年金」の合計金額となります。

ざっくりもらえる手取り金額

細かい条件はあとで説明します。

生活できますか?
税金を引かれた後の手取り—-月間12.3万円(年間 147万円)

大学卒の月の手取りより少ない状態となります。しかも20代では社会保険料も普段の生活に必要な諸経費もものすごく少ないため、生活できますが60歳以上になった状態では相当質素な生活をしても苦しい感じではないでしょうか。

もう少し細かい計算過程を紹介

計算対象期間

23歳から60歳までの平均年収が520万円として計算
(学生の2年間は学生未納期間として計算)

もらえる年金額

月額 15.4万円(年間 185万円)

引かれる税金

月額 -3.2万円(年間 -39万円)

内訳)
所得税・住民税 : 月額 -1万円(年間 -12万円)
介護保険料・国民健康保険料 : 月額 -2.2万円(年間 -27万円)

手元に入る手取りの金額

月間12.3万円(年間 147万円)

足りないと考える人はどうするか

私もそうですが、老後の生活を考えると年金のみで生活をするのは、かなりしんどい状態と考えられます。
年金は標準報酬の等級で金額が変わりますが、上限が決まっていますので給与が多い人でもすごく年金が多くなるということはないため、その他の方法で老後の生活費を考えていく必要があります。

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